高山地帯の伝説の植物
アフリカ・カメリアシネンシスは、アフリカ中東部で採取されるツバキ科に属する天然の植物の葉です。標高1600~2000mという高山地帯に自生するこの植物は、容赦なく照りつける太陽と、日中と夜間の寒暖差の激しい気候の中でも青々とした葉を広げ、逞しく成長する生命力にあふれる植物で、現地では葉を煎じて、民間療法の薬として古来より用いられてきました。
現地では﹁太陽と大地が与えし最高の恵み﹂と呼ばれている通り、熱帯の強烈な太陽と肥沃な大地の恩恵を存分に受けて生育しており、カテキンなどを中心とした抗酸化物質、ミネラルやビタミンなどの微量栄養素を豊富に含む植物です。
この葉から特殊な方法で抽出加工して得られたエキスは、抗酸化力の指標となるスーパーオキシド(SOD)消去活性に非常に優れており、日本食品分析センターの調べによると、抗酸化食品として知られるトマトと比較して、約1800倍ものSOD消去活性があることが確認されました。表は、アフリカカメリアシネンシスと代表的な健康食品原料のSOD消去活性をまとめたものです