糖の吸収を妨げ、免疫力UPに良い?
サラシアは、インドやスリランカの伝承医学(アーユルベーダ)で用いられてきたデチンムル科のつる性植物です。
5000年も前からお茶のように飲まれてきました。インドでは糖尿病治療に使われるハーブで有名で、輸出制限のある貴重な植物です。近年では、糖の吸収抑制効果があることで知られ、さまざまなメーカーからサプリメントが発売されています。 サラシアに含まれるサラシノールには、糖分を分解する酵素「αーグルコシターゼ」の働きを妨げ、糖の吸収抑制効果があるといわれています。
さらに、平成26年日本食品免疫学会での研究発表で、免疫細胞(T細胞)の発現を増殖する作用が認められたとのことです。免疫力の向上につながる発見です。
これらのことからも、世界中で注目され、さまざまなメーカからサラシアの名を表記したサプリメントや健康関連の食品がブームとなって発売されていることの裏づけともいえます。